今回はヘッドライトネタです!具体的にはヘッドライトスモークプロテクションフィルムを貼ります!
塗装ネタでフロントマスクの写真を何枚も紹介しているのですでにヘッドライトフィルムが貼られている状態の写真もあるのでご覧になった方もいるかもしれません。
しかしながら貼り付け方法を詳しく説明していないので今回は貼り付け方法とビフォーアフターをしっかり書きたいと思います!
・フィルム選び
まずはフィルム選びです!業者に任せてしまえば良いフィルムを勝手に選択してもらえますがDIYの場合はフィルムから選ばなければいけません。
ヘッドライトフィルムと言っても千差万別!は言い過ぎかもしれませんがそれなりの種類はあります!そこから選ばなければいけません!
まずは何を優先するのか考えましょう!プロテクションの強さ、色の濃さ、カット済み、貼りやすさ、価格。まぁいろいろと思うところがあると思います!
ですがDIYではとにかくいいものを選びましょう。価格は一旦置いといて選んだ方がいいです。
理由としてフィルムは『安かろう悪かろう』が顕著です。『安いものでなんとかしよう』が素人には無理です。安いものほどリカバリーが困難です。さらに安物は劣化も早い。
じゃあ値段が高ければいいのかといえばプロテクション性能はすごく良くなるとは思いますがプロテクションが強くてフィルムが硬くて貼るのが素人には難しすぎるということになりかねません。じゃあ何を基準に選ぶんだって話ですがもうこればかりは買ってやってみるしかないんです。私も今回、初挑戦だったのでフィルムを比べておすすめすることはできません。
ですので私がランクル250が納車される3ヶ月以上前から調べに調べて選んだフィルムを紹介したいです!実際にこのフィルムで初めて実践してみて納得できるレベルで貼れましたし!
ダイヤモンドスウェルプロテクションフィルムです。
カラーは透過率50%のブラックグレイを選択。他にも合法は難しい30%台やあまり変化のない70%台、見た目は変えずプロテクション目的の透明フィルムなどバリエーションが豊富です!
さらにプロテクション性能も優秀。
価格は……安くはない。ですが高くもないです!私は30センチ×100センチを選びました!これで8000円しないくらい。ランクル250ならヘッドライトとテールレンズまで貼れます。
車種別カットされているものの方が貼りやすいのでカット済みを買うのもありですが高いうえにミスが許されない一発勝負。初めてでミスをすることを考慮してこの長さで買いました。余ったらテールレンズにも使えるしってことで!
そもそも角目はカット済みがあまり無いという現実もありますが。
いろいろ理由はありますがこのダイヤモンドスウェルのプロテクションフィルムを選んだ最大の理由は『貼りやすさ』!!選んでいる時はもちろん貼りやすいかどうかはわからなかったですが貼りやすいという評価がとにかく多い。それだけが決め手です。
あとは度外視。自分で貼れなきゃどんなに評判のいいフィルムでも無意味ですから。とにかく貼りやすさで選びました!
あとから書きますがこの選択が大成功。
他のフィルムを知らないのでもしかしたらもっと貼りやすいフィルムもあるのかもしれませんがとりあえずフィルム貼りを一度経験した今の私はこのダイヤモンドスウェルのフィルムなら安心しておすすめできます!
・用意するもの
作業前に事前準備!

用意するもの
- プロテクションフィルム
- ヘラ
- 施工液(スプレー)
- 水(スプレー)
- バケツ
- カッター(切れ味抜群のもの)
- ハサミ
用意するものはこんなもんです。
ヘラはなかなか重要なのでいいものを選んだ方がいいかもしれません。プラスチックヘラで苦戦しました。
ちなみに施工液の作り方は500mlのペットボトルを用意してそこに水を入れ、ペットボトルキャップ2杯分の中性洗剤を混ぜる。これで完成です。
しかし実際に作業してみて自作の施工液でなかなか苦戦したのでフィルム貼り専用施工液を買うのもありだと思います。
これらは必ず必要になるものなので確実に用意してください。カッター、ハサミは車種別カット済みのフィルムなら不要です。
スモークプロテクションフィルムの貼り方
前置きが長くなりましが作業に入りたいと思います!
※とにかく水を使うのでホースがあるとより便利です。
ヘッドライト清掃
まずはヘッドライトを綺麗にします!ホースシャワーでバシャーって水掛けてヘラで汚れを除去。納車されて3日なんで今回はサクッとやりましたがヘッドライトが汚れている時はしっかりと洗いましょう!

脱脂
ヘッドライトを脱脂します。今回は薄く布につけたパーツクリーナーでサッと拭いてます。
フィルムカット
ここでのカットはやりやすい大きさに大雑把に切るだけです。
ヘッドライトにフィルムをあてて一回り大きいくらいでハサミでカット!

これくらいでカットしました!
ウィンカーの側面まで一枚張りではなく、側面は別でカットしてます。
フィルム貼り付け
さぁ本番!フィルムを貼ります!
※時間との勝負でどんどん乾いていくので写真を撮る余裕がありません。文書多めで説明していきます!
フィルム、ヘラはバケツに入れときます!

もう一度ヘッドライトのホコリをシャワーで流す。
ヘラで水分を除去。
施工液をヘッドライトにスプレー。施工液はたっぷりスプレーしてください!ここはケチっちゃダメ!施工液を多くすることが綺麗に貼るコツです!
まずはウィンカーの側面で練習を兼ねて貼っていきます。

側面用にカットした小さいフィルムをヘラで均すだけ。なのにこのシワ…。ヘラで均してるときにいきなり剥がれてズレるんですわ。それでシワが。あとでやり直そうってことで放置。この放置がのちのち自分を助けることになるとは思いもしてませんでした。詳しくは後ほど!!
次は前面施工!
また施工液をたくさんスプレー!!
施工液をヘラで抜くまでは自由に位置調整ができます。ここで位置決めしてしまいます!
私はグリル側の平面で位置決めしてそこをヘラで均して固定します。下の画像の丸の部分です。ここをまず固定して基準にしていきます!

丸部を固定して外側に引っ張りながらヘラで均して貼っていく感じ。平面を均したら少し引っ張りながら上下に折り込みます。上下も均します。
上下の折り込みもなかなか難しいので上下用で別カットもアリかもしれません。私は側面以外の前面は一枚張りしてしまいましたが!
どんどん外側に引っ張って貼っていきます!1番難しいところはウィンカー部の盛り上がりからの上下への折り込み。画像の右端の矢印ですね!
専用施工液でないからか乾きが遅くて乾くまで折り込み部分はヘラでなく指で強く押し付けました!
逆も同じ工程を。
これでとりあえず全ての面を貼ったわけですが悪戦苦闘しながら頑張りましたがシワや空気がかなり残ってる。左右やっても正直あまりレベルアップしてない。センスなし。
マジかって絶句しましたよ。傷心で写真も忘れました。ここまで準備して自分じゃ綺麗に貼れないのかって。あぁ業者行きかって…。
しかし気を取り直して、どうせなら専用液を買って後日、悪あがきするかってことで放置して昼ご飯へ!そのままふて寝。
1時間ちょいのふて寝から目覚めて失敗したフィルムを剥がそうと思って見てみたらびっくり!!
シワと気泡がない!
完全にないとは言えませんがぜんぜん気にならないレベル。先ほどの放置が助けてくれましたってのはこのことです。
3日放置したあとの同一箇所の写真です。



コレ、貼り直したわけじゃないですからね!!あんなにくっきり残ってたシワが放置しただけで無くなるとは!
これがダイヤモンドスウェルのフィルムを選んで大成功と書いた理由です!!
放置後はもう満足レベルで見栄えが良くなったので剥がしてやり直しは無しにして余ってはみ出しているフィルムをハーフカットする作業に取り掛かります!
※ハーフカットとはフィルムの厚みの半分を切ってレンズを傷つけないでフィルムをカットすることです。よく切れるカッターが必要です。


カッターの歯を軽く当ててヘッドライトの端面をなぞっていきます。すると右の画像のように余ったフィルムだけをカットしたところから剥がしていけます。これがハーフカット!偉そうにハーフカットとか言ってますがそんなに素人がサクッとできることではないです。一部フルカットです。レンズにうっすら切り傷付いてしまった箇所もあります。まぁ支障はないレベルです。
残りの部分もカットして終わり!
一度はあきらめましたがなんとか完成!!
作業時間 2時間
乾燥時間 2時間
その後、10日くらいで小さな気泡もシワもほぼなくなりました。カットは雑ですがよっぽど近くで見ない限りシワや気泡があったことすらわからないレベルです。写真ではまったくわかりません。
・ビフォーアフター
お楽しみのビフォーアフター!そんなに楽しみにしてねーよという噂もありますが。
ではどうぞ!
運転席側がフィルムあり、助手席側がなし。

この写真は太陽光(西陽)を正面に受けてるので変化がわかりにくいです。
別の写真で!
ビフォー

アフター

次の写真が晴れの日の見た目で1番実物に近いです!

上の画像たちは天気がいいんでこんな感じですが曇りの日とか朝、夕はこんな見た目!この時は薄曇りの正午ごろです。


グリルのマッドブラックも相まってなかなかの迫力。
すごく気に入ってます!
グリルのマッドブラック化とヘッドライトスモークフィルムは絶対に相性がいいと思ってて!コレをやるために角目にしたんで!カタログ見てる段階からやろうと決めてました!
50%の濃さでこの見た目です!30%台はより迫力がでると思いますがは思っているより濃くて保安基準不適合になる可能性が高いので注意です。
おすすめはブラックグレイです。少し青みが欲しいならブラックバイオレットもおすすめ!
・まとめ

こんな感じなら丸目派の方も角目も悪くないなと思えませんか!?角目に戻しちゃいます!?
ランクル250は丸目が多数派で街中でGX、VXグレードの角目を見かけると「おっ、角目派の方ですか!?」と声を掛けたくなるくらい少数派ですが角目もカッコいいですよ!
丸目派の方もZXグレード以外はみんなオプションの丸目に変えていて当たり前になりすぎて面白くないなと思っている方も多いと思います。丸目にフィルムを貼ってもいい感じになると思うので試してみてはどうでしょうか!?丸目はカット済みフィルムもたくさん売ってますし!
あ、重要な作業難易度ですが選んだフィルムによるという感じです。貼るだけなら貼れます。しかし私の技量では貼った直後は許せないレベルで見栄えが悪かったです。フィルムの性能に助けてもらいなんとか満足できるレベルになった感じです!
結論、フィルム選びがすべて!
では最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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