買ってしまいました。
気になっていたスティーズAIR TWです!
こんなに高いリールを買ったのは初めてかもしれません。
・スティーズAIR TW
スティーズAIR TW出典 ダイワHP
とまぁダイワさんのHPにはこう記載されています!
期待しちゃいますね!
・開封
さっそく箱から出したいと思います!
第一印象は小さいなという感じでした。
他のBFSリールと比較すると実際はほんの少しだけ小さいかな?ってくらいで明らかに小さいわけではないですがそう感じました!
上から見てみると軽量化の肉抜きにより剛性感をあまり感じないデザインですね!
機能美といえばそうなんでしょうが。
サイドからみてみると非常にパーミングしやすそうな形状です。
ダイワのロゴが安っぽくみえてしまうのが残念です!
フロントからTウィングをみるとシマノのようなシャープ感はないですがこれはこれで私は好きです!
一番気になるスプールを見ていきます!
小さいのですが単独ではよくわかりませんね!
SS AIRのスプールに並んでもらいました!
想像以上に小さいです!
ますます期待してしまいます!!
・インプレ
まずは投げる前にパーミングについてインプレしてみます!
もちろんコンパクトボディなのでパーミングはしやすく最高です!
私はBFSではリールを巻くときにパーミングしながら中指でスタードラグおよびハンドルを回して糸ふけを取る動作をよくするのでスタードラグに中指がしっかりかかるかも、けっこう重要視しているのですがそれも問題ありません
さぁではメインのキャスト性能についてインプレしていきます!
タックルデータ
ロッド スティーズ スカイレイ
リール スティーズAIR TW 9.1L
ライン 8℔(フロロカーボンラインを約35m巻いてあります)
- リールのメカニカルブレーキはゼロ(スティーズAIRはゼロ使用がメーカー指定です)
- マグネットブレーキダイヤルは7です。
- あえて風の影響を受けやすいスモラバでテストします。(自重はトレーラ含みの重さです。)
- 狙った箇所に落とせないような飛距離のみが目的のキャスティングはせず、あくまで実釣を意識したキャスティングです。
4g
あたりまえですが全く問題ありません!
ピッチングで気持ちよく低弾道で飛んでいきます!
ハンドルの巻き取り回数で25回転くらい。
フルキャストだと30回転以上です。
飛距離のみのキャスティングなら35m分ラインを出し切ることも可能そうです。
しかし他のBFSリールとの差はあまり感じない。
2.6g
他のBFSリールでは気を使うウェイトですね!
これもピッチングでしっかり低弾道で飛んでいきます!
巻き取り回数で20回転くらいでした!
飛距離を重視したキャスティングなら20メートルくらい狙っていけます。
飛距離もさることながら従来のBFSリールでは低弾道で決まりにくくなるウェイトである2.6gがしっかりとしたキャストフィーリングで低弾道で決まるのはさすがです!
1.3g
1gも使えるというのが宣伝文句なのでトレーラーなしスモラバ1.3gも投げてみました。
投げられないこともないですがスプールのラインが浮き上がり、弾道も低弾道ではなくなります。
巻き取り回数で13回転でしたが低弾道ではなくピンポイントキャストでもないという点では実釣向けのウェイトではないです。
しかしながら実釣必要レベルは越えています!
番外編(ハードルアー)
私はハードルアーで使用することを想定していないのですがテストなので一応、試投しました。
ベビーシャッド40(2.7g)でテストします。普段はスピニングタックルで使用しているルアーです。
ベビーシャッド40はサイドキャストで投げ、巻き取り数では22回転でした。なかなかの飛距離です。
飛距離のみ意識のサイドフルキャストでは28回転分まで飛距離を伸ばせました。
テストの結果はこんな感じになりました!
空気抵抗の少ないリグを扱っているときは2g台前半のリグもかなり使いやすいです!
ラインを細くしてスプーンのようなルアーなら1g台も余裕なのではないでしょうか!?
バス釣りに使うと考えた場合は正直な話、1g台を『イケる』とは表現したくないですね!『できる』くらいの表現に留めておきたいです。
・ダイヤルセッティング
従来のベイトリールならばメカニカルブレーキと合わせてセッティングしますがスティーズAIR TWにはゼロアジャスターという機能がありセッティングはマグネットブレーキのダイヤルのみで行います。私はベイトリールはすべてメカニカルゼロなのであまりメリットには感じません。
メカニカルブレーキをゼロ(少しスプールがガタつくくらい。)にセットしてマグネットブレーキダイヤルで調整します。ダイヤルは20まであります。
2.6gのスモラバで実際に20からひとつづつ下げていきましたが10以上はブレーキが強すぎて必要性を感じませんでした(サイド、オーバーキャストの場合は10以上も必要。)6まで下げたところでサミングがシビアになったので7で落ち着きました。
ルアーやライン、風向きによってはさらに下げることも可能ですがその都度セッティングを変えるのが好きではないので7か8で使用していきます!
・サミング問題
いろいろとテストしていて気になったのがサミングのフィーリングです。
なんて表現したらいいのか難しいのですがスプールエッジが遠いんです!
スプールが28ミリなので当たり前ですが、28ミリスプール用にボディが作られています。画像のようにスプールエッジまわりが肉厚なんです。
SS AIRのスプールエッジのアップなんですがそんな肉厚な段差はないんです。
画像のようにアルデバランには段差があるんですがスプールが小さくないのでSS AIRとアルデバランを同時使用していても違和感を感じません。
しかしスティーズAIR TWはスプールが小さいので微妙な差ですが違和感を感じるのだと思います!
私はシマノのベイトリールが多いので少しの違和感くらいですがダイワのベイトリールオンリーの方はサミングがしにくいと思います。
・まとめ
いろんな観点からインプレしてみました。良いとこ悪いとこいろいろありますが高い額を出してまで買う価値があるかどうかですがこれは『買い』です!!
良い点が悪い点を補ってあまりあります!KTFスプール付きのカスタムリールを買うと思えば安いくらいです!
ただし3.5g以上のルアーしか使うつもりがないなら購入見送りをおすすめします。ルアーウェイトが重くなってしまえば性能差を発揮できないのでここまで高額なリールでなくても対応可能です。
これでインプレを終わりたいと思います!
私はアルデバランBFSとスコーピオンBFS、SS AIRを現在同時所有しているのでその辺の差も今後、記事にしていきたいと思っています。
ご質問、ご意見、釣り同行依頼等はお問い合わせよりご連絡お願い致します。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
しかし、DAIWAはそこでベイトフィネス機の進化を止めることは なかった。むしろCT SVはさらなる加速への序章に過ぎなかったこと が今明らかになる。
それが“STEEZ AIR TW”という傑物。偉大なるDAIWAベイト フィネス機の系譜、レッドゾーンを振り切るエンジン回転数を象徴した カラーリングを継承。フレームには超軽量かつ高剛性を誇る金属素材・ マグネシウムを採用して、厳しいDAIWA強度基準を軽々とクリアした 自重は実に135g。レーシングスペックの極みがそこに。ベイトフィネス 新時代の扉が、いざ開かれようとしている。
「2gが、いや極端な話をすれば1gでもキャストに何ら問題はない」
関東・霞ヶ浦の名手、赤羽修弥はシビアな現代フィールドを打開 する新たな武器として、AIR TWに大いなる期待を寄せる。
その根幹を担うのは、DAIWA史上、いや世界史上でも最小口径を マークするφ28mmAIRスプール。素材は強度を維持しながら圧倒的な 軽量感となる信頼のG1ジュラルミン素材。その圧倒的な低慣性は、 大開口部を備えたTWSとのシナジーでアクセルを踏み込ませ、スムーズ なライン放出を約束する。
赤羽が刮目するのは、より小型軽量なルアーを自在に扱えるばかり ではなく、「よりロングアプローチとソフトな着水」が可能となること。 タフを極める現場でもう1尾を逃さず仕留める強力な武器となること に異論の余地はない。
「もはや8lb.ラインの出番は少ない。今後は5~6lb.が主力となって いく。もはやスピニングの領域」
名機T3AIRの使い手として、全国トレイルで数々の見せ場を作って きたJBトップ50コンペティター・川口直人。AIR TWへとコンバート した瞬間、ベイトフィネス機のライン基準値となる8lb.はもはや オーバースペックであることを感じたという。
食いつきのない滑らかな滑り出しの独自ドラグ機構・UTDの搭載は、 もはやクラッチOFFでの指ドラグを要さない。ライン強度で安全マー ジンを稼ぎスプール自重を増すのであれば、より繊細なラインを適正 に巻くことでさらなる釣りの精度を高めるべき。そこが川口の本音だ。 極限マシンの突き抜けた性能に追い付くには、セッティングの妙も欠か せない。ボディのコンパクト化で回転の中心軸により近付いた安定した 巻きは、小型軽量のハイグリップⅠ型フィネスノブが軽快さをサポート。 ポテンシャルを最大限に活かすドライビングスキルも磨かれていく。