今回はまたまた塗装ネタです!
ランクル250VXのフロントグリルカバー、バックドアガーニッシュ、ボンネットモールディングのシルバー部品は悪目立ちしてしまっているので交換もしくは塗装したい方が多いのではないでしょうか!?
すでにバックドアガーニッシュ、ボンネットモールディングは塗装してありましたがフロントグリルカバーだけは少し手間なんで後回しにしていました!今回、グリルカバーも塗装したので記事にしたいと思います!
バックドアガーニッシュ塗装はこちら
ボンネットモールディング塗装はこちら
ではフロントグリルカバーの塗装といきましょう!
・大切なこと
塗装するためには部品を外さないといけません!取り外し方法ももちろん説明します!しかしながらフロントバンパーを外さないとグリル、グリルカバーを外せません。バンパー脱着は高難度とは言いませんがそれなりの技量が必要です。1本1本ボルト、ビス、クリップの位置を説明していたら大変読みにくい記事になってしまうのである程度の技量がある方向けに省略して説明します。ご理解ください。
では作業を始めたいと思いますと言いたいところですが大切なことからお話しします。
『後悔する前にやめる勇気も必要です』
作業を始める前にこの後の工程を全て読んでみて作業イメージできないなら業者にお願いすることをおすすめします。ボルト、ビス、クリップを外して引っ張れば外せるので外すことはできると思いますが取り付けにはコツがいります。また取り外しが複雑なコネクタもあります。バンパーを取り付けられない、コネクタ、その他の部品を壊した、ビス、ボルト、クリップが余った等が発生すると想像以上に高額な出費が発生します。
いつもは最後に書きますが今回は先に所要時間を記載しておきます。
フロントグリルカバー脱着 1時間30分(バンパー脱着含む)
塗装工程 5時間(完全乾燥は24時間以上)
車関係の仕事をしていた私はフロントグリルカバー脱着は合わせて1時間30分掛からないくらいで終わっていますが慣れていないとかなり時間を要します。そこから塗装、乾燥と時間を使うのでバンパー脱着に時間を掛けると半日で終わりません。明るいうちに終わらないと次回まで持ち越しになります。車庫保管ならその状態でも安心ですが外の駐車場ではバンパーを外したままエンジンルームに簡単にアクセスできる状態で放置は盗難リスクという意味でも危険です。時間管理をしっかりと行い作業してください。
作業ミスで高額請求や、時間が掛かりすぎてバンパーが外れたまま駐車場放置等のリスクが高い作業です。
私も記事にしていますがリスクを無視して無責任におすすめしたくはないので大切なことを先に書きました。
改めて書きますが
『後悔する前にやめる勇気も必要です』
重要なことなので長々と書き前置きが長くなりました。では作業に入りましょう!!
・フロントグリルカバー取り外し
作業スタート!
フェンダートリム一部取り外し

まずは画像のフェンダーの黒いトリムを浮かせます!
その前にバンパー下のバンパースポイラを外します。ビスとクリップで取り付けられてます。

スポイラを外したらフェンダートリムのクリップとビスを外して引っ張れば外れます。

これくらい浮いてれば大丈夫です!
フロントバンパーガード取り外し
バンパー下にあるガードを外します。ボルト、クリップを外すだけです。

ラジエーターカバー取り外し
次はエンジンルーム側からラジエーターカバーを外します。クリップだけです!

これでバンパーを外す準備完了!
フロントバンパー取り外し
ここまでの部品を外すとバンパー本体を固定しているクリップ、ボルトが全て見えています。
それらを全て取り外します。
バンパー下側やエンジンルーム側にこのようなボルトが数本あります。

さらにフェンダートリムを浮かして見える場所にもクリップとビスがあります。
それらを外したらフロントバンパーを引っ張ります!

画像のようなバンパーを浮かせることができました!この状態の時に運転席側に集中コネクタ、助手席側にもコネクタとヘッドライトウォッシャホースがあるので浮いているあいだにそれらを外します。
これが運転席側の集中コネクタです。ツメで固定しているタイプではなく大型コネクタでロックタイプになっています。ロックを外してあげることでコネクタが抜けます。写真のグレーのところがロックです。

コネクタ、ホースが外れたら完全にバンパーを車体から外します!

外れました!
フロントグリル取り外し
バンパーが外れてもまだまだ作業があります!
バンパーからフロントグリルを外します。


ビスとツメで固定されているので全て取り外しましょう!ツメを起こしながらバンパーから引っ張ってあげると取れます!

外れました!
フロントグリルカバー取り外し
グリルからグリルカバーを外します。左右にビスがいるので取り外します。

このビスを外すためだけにここまでやってきたのです。この2本のためにこれだけのものを取り外してきたわけですね!ちなみに試してないですがこのビスまでバンパーを外さなくてもアクセスできればグリルカバーは外せます。今回は別件でバンパーアンダーカバーがどう固定されているのかも見たかったし狭いところであーだこーだやるのもいやだったのでサクッと外しちゃいましたが。
話が逸れました本題に戻します!
ビスを外したらあとはツメだけです。ツメを起こして引っ張りながら取り外します。

外れました!
これでやっと塗装工程に移れます!
ここまで40分くらいでしたが慣れていないとかなり時間がかかると思います。
・塗装作業
では塗装スタートです!
足付け
まずは足付け作業です。400番のペーパーで磨きます。


バックドアガーニッシュやボンネットモールディングとは違いデザインが複雑なので凹凸やデザインの穴も全て磨きます。磨きだけで1時間以上掛けてます。塗装工程は足付けが大切なので丁寧に徹底的に磨きます。かなりの手間なので塗装定着剤を利用するのもアリだと思います。私もグリルに関しては足付けして尚且つミッチャクロンを使用してます。
グリルは目立し塗装がすぐハゲてしまったらまた同じ工程をやらないといけないので塗装ミスはしたくないので丁寧に時間を掛けて足付けしましょう!!
脱脂
今回もパーツクリーナーで脱脂しました!
穴も凹凸もしっかりも脱脂しましょう!グリルカバー裏側も脱脂します!
塗装
いよいよ塗装です!ここまで長かった!
今回もスプレーはソフト99 ボデーペイント つや消し黒を使用します!
ラプターライナー塗装もおすすめです!塗装が簡単だしチッピングが素敵です!
まずは裏から!画像を撮り忘れましたがまずは裏から塗装してください。複雑なデザインは裏から塗らないと綺麗になりません。特にデザインの穴!穴を裏から塗る感じで塗装してください。裏の塗装を15分乾燥を挟んで2回。
1時間乾かしてから表の塗装です!
まずひと塗り!

これくらいの薄塗りを15分乾燥を挟んで5回。
5回薄塗りしたらまだ塗り足りないところを仕上げ塗り、今回はさらに15分乾燥させて仕上げ塗りを2回実施。
仕上げが終わったら2時間乾燥。
15分乾燥と2時間乾燥の時間がもったいないので今回はホーン交換とマッドガードの取り付けを同時進行で行ったので後日、記事にしますね!


本来はこのまま屋内で24時間以上乾燥させてから取り付けたいですが屋外でそうもいかないので2時間ほどの乾燥で取り付け作業に移ります。取り付け後に24時間以上乾燥させます。
グリルに取り付けるとこんな感じです!

TOYOTAエンブレムも塗るか迷ったんですがとりあえず塗らないでどんな感じか見たかったので塗りませんでした。TOYOTAエンブレムはビス固定でないのは確認できたので両面テープを剥がせばバンパーを取り外さなくても取れるので気に入らなければそこまで手間なく変更可能です。
・復帰
塗装も乾燥も終わったら復帰です!
外してきた逆の手順で復帰していきましょう!引っ張って簡単に取れたバンパーですが取り付けは押せば固定されるというほど単純ではないです。しっかりと取り付け穴を合わせながら慎重に傷をつけないように丁寧に取り付けましょう!
ビス、ボルト、クリップの取り付け忘れがないようによく確認しながら取り付けてください!
全て戻したら終わりです!
・ビフォーアフター
ではお楽しみビフォーアフターの時間です。


マッドブラックになりました!まわりの部品との統一感があっていい感じですね!バンパーアンダーカバーも塗ってあるんで一緒に変えようと思ってバンパーを外したんですがグリルカバーをマッドブラックにするとアンダーカバーは案外ワンポイントで純正ガンメタもありだなと思ってやめちゃいました!
・まとめ
シルバーのグリルカバーを黒系に変えるのはやっぱり正解ですね!私みたいに塗ってもいいですしZXの純正品に変えるのもいいですしグリルカバーのカバーが社外品で売っているのでそれを買って付けてもいいですしとにかくシルバーはやめたいですよね!?特にボデーカラーが白、黒の人はそう思いませんか!?アバンギャルドブロンズのシルバーはそんなに悪目立ちしないと私は思っているんですが白、黒はすごく目立ちますよね!
まぁ感じ方はひとそれぞれなので誰の意見も否定はしません!車なんて自分がカッコいいと思ったらまわりと整備する人に迷惑掛けなければ好きにすればいいと思ってるんで!
では最後までお付き合いいただきありがとうございました!
コメントを残す