オキナワシリケンイモリの餌付け。人工飼料完全餌付け成功!!人工飼料に慣らす方法を教えます!

今回は『ペットシリーズ』です。

検索でけっこうヒットするのか意外に需要があってお問い合わせがきたので付き合ってください!!

イモリ、サラマンダーなどの有尾類の写真があります。苦手な方はさらっと別の釣りかクルマのページへどうぞ。

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・人工飼料について

前回、5匹のオキナワシリケンイモリを紹介しました。

この5匹たち人工飼料をバクバク食べて太らないか心配なくらい食欲旺盛です。

人工飼料への移行方法を説明する前に使用しているエサを紹介します!!

冷凍赤虫と人工飼料のみ。これだけです!生き餌は最初から使いません。

おすすめはキョーリン『クリーン赤虫ミニキューブ』と『カメプロスプレミアム小スティック』を使っています。

赤虫はミニキューブをさらにカッターで3等分にカットして使うので幼体5匹くらいなら3ヶ月以上余裕で持ちます。1ヶ月もかからず人工飼料へ移行できるので余るくらいです。

カメプロスプレミアムは小スティックが使いやすくて良いですね!ノーマルスティックでもいいですがノーマルサイズを一本食べれるようになるのは成体まで成長しないと無理なので最初は大き過ぎて取り回しが面倒なので小スティックがいいですね!

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・人工飼料への移行方法

では私の人工飼料への移行方法をご説明します。

まず上陸後1週間は幼生時に食いだめしていたエサを消費していくのでエサに興味を示さないことが多々あります。よって最初の1、2週間は拒絶しても焦らなくて大丈夫です。

それを踏まえて読んでください。

給餌開始タイミングですが私は上陸3日目から給餌をはじめます。!上記の説明と矛盾しますが3日目からエサを食べ始める個体が多いので念のため3日目から給餌をはじめて様子を見ます。顔を背けるようならその日はやめます。

最初のエサは冷凍赤虫!ここで生き餌を導入すると餌付けはあっけないほど簡単に成功しますが後々、冷凍赤虫への餌付けに苦戦します。よっていきなり冷凍赤虫でいきます!!

冷凍赤虫のピンセット眼前ぶらぶらが良いと言われますが私は冷凍赤虫をピンセットで掴み地面から生えているようにしてそれを伸ばして縮めてを繰り返し生きているように見せます。

(糸でのイメージです。)

これをじっと見てくれる個体は捕食可能性ありなので続けます!そのままパクッと捕食してくれることもありますが最初は警戒心が強いのでなかなか食べてはくれません。

そのままじっと見つめている子はそっと冷凍赤虫を口に触れさせます。この時、嫌がる素振りを見せたらすぐにやめます!あまりやるとピンセットに恐怖心を持たれます。

嫌がらず触れたままでじっとしている子は冷凍赤虫が触れたまま少しピンセットを振ります。大袈裟ではなく指の震えくらいで充分です!すると冷凍赤虫からの振動を生命感と勘違いし食べてくれます!

うちのオキナワシリケンイモリ幼体は5匹中2匹は警戒心なく地面から生やして少し動かしたら一気に飛びかかり冷凍赤虫捕食。3匹は口に触れさせ振動で捕食しました。

4匹は給餌をはじめて3日以内に成功しましたが1匹だけはなかなか興味を示さず10日かかりました。

もちろん見殺しにするつもりはないので10日目でダメなら近所でワラジムシ幼体を確保してくるつもりでした。

食べないときは弱っていないかどうかでどこまで冷凍赤虫で粘るかは自己判断です。この判断が遅くなると生き餌を捕食する体力はなく、強制給餌になります。しかし上陸直後の幼体の強制給餌はサイズ的にも体力的にもほぼ成功しないので生き餌導入タイミングの判断ミスは死に直結します。注意です!!

話が逸れたので戻します!

冷凍赤虫のピンセット給餌が成功すれば人工飼料への移行まではもうすぐです!!

冷凍赤虫で成功後、3日ほどはピンセットから冷凍赤虫を与え続けてピンセット=エサということを学ばせます。

4日目から人工飼料を加えていきます。前段階として冷凍赤虫の解凍水でカメプロスをグチャグチャに溶かして冷凍赤虫と混ぜる。混ぜたカメプロス付き冷凍赤虫を給餌します。冷凍赤虫に完全に慣れているので見た目で拒否する個体はほぼいなく警戒心なく食べてくれます。

しかし口に入れた瞬間、味の違いを感じます。それにより吐き出すようならエサと認識してない可能性が高いのですぐに冷凍赤虫を与えてピンセット=エサという法則を崩さないようにします。

これを繰り返していき人工飼料の割合をだんだんと増やしていきます。

早い個体だと翌日、遅くても1週間くらいすれば人工飼料に移行できます。

人工飼料は栄養分のバランスがよくてそれだけで成長できます。たまに飽きないように冷凍赤虫をあげることもありますが人工飼料にベタ慣れしてしまうと冷凍赤虫を食べない子もいるので無理にあげる必要はないです。

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・まとめ

小さいのに腹パンパン

今回はオキナワシリケンイモリの人工飼料餌付けについて記事にしてみました!オキナワシリケンイモリは比較的、貪欲で餌付けが簡単なのでスムーズに移行できます。

1匹、1匹で移行できるタイミングは違うので身体的な特徴を覚えてその子がどの段階なのかを正確に把握しておく必要がありますね!

また記事の中にもありますが生き餌は最初から極力使いませんし人工飼料に餌付けできた後も与えません。猫のちゅーる的な嗜好品としてたまに生き餌をあげたくなります。生き餌への反応もすごく良くて美味しそうに食べるので見ていて楽しいですがやめた方がいいです。

一度生き餌を覚え人工飼料を食べなくなるとそこから人工飼料へ戻すのは上陸直後の人工飼料への餌付けとは比べ物にならないくらい難しいです。

我が家には上陸直後からコオロギで1ヶ月間育てられたファイアサラマンダーが1匹いるのですが飼育して半年以上になりますがいまだに人工飼料へ移行できてません。やっと冷凍赤虫を食べるようになりましたが自分からは食べにきません。口を開けたときにサッと冷凍赤虫を咥えさせて食べさせてます。まだまだ時間がかかりそうです。

どうしても生き餌しか食べないという個体が稀にいるのでそういった個体がいる場合は生き餌を確保するしかないですね!

では最後までお付き合いいただきありがとうございます!

飼育についての悩み、ご質問等がございましたらお問い合わせよりご連絡下さい。

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