今回は秋の巻き物のお話です!
スピナーベイトの影に隠れて目立たないチャターベイトの話。
・チャターベイト

名前も形も知ってるけど使ったことがないという方も多いのではないでしょうか!?そんなチャターベイト!
秋はスピナーベイトやなんでもできるラバージグが人気でチャターベイトはそんな人気ルアーの影に隠れて目立たないポジションになってしまっています。
そんなチャターベイトですが素晴らしいポテンシャルを持っているルアーなので私が好きなフラチャットをメインに説明したいと思います!
・フラチャット

ノリーズさんの名作チャターですね!スピナーベイトのクリスタルSと同様に私は絶大な信頼を寄せています。
簡単にフラチャットの説明をしておきましょう!
こんな感じでホームページでは説明されてます!
私のお気に入りポイントとしては本当になんでもできるんですが説明にはない早巻き!!
後ほど説明しますがスピナーベイトと使い分けの差がここなので早巻きが大切です!あとは取り付けるワームが専用品で動きが非常にいいのが気に入ってます!専用ワームであるフラバグは補充用も販売されています。

余談ですがフラバグだけのダウンシャッドもよく釣れます。
・チャターベイト使い方とスピナーベイトとの使い分け
フラチャットの話をバス釣りが好きな人と話していると必ずと言っていいほど話題になるのがスピナーベイトとの使い分けです。似たようなルアーだけに使い分けで悩むんですね。
特徴と使い方を絡めて私なりの使い分けの説明をしていきたいと思います!
まず前提としてスピナベとチャターベイト(フラチャット)の特性を書きます。私が考える特性なので異論はたくさんあると思いますがやさしく見守ってください。
- 巻きスピード スローが得意
- 根掛かり回避 ◎
- アピール力 ◎
- レンジコントール ○
- 巻きスピード 早巻きが得意
- 根掛かり回避 △
- アピール力 ○
- レンジコントール △
私が考える特性はこんな感じです。このマルバツでの評価だとスピナベで良くね!?ってことになります。まぁスピナベの方が使いやすさと出しどころの多さという意味では圧倒的と言えるかもしれません。だからこそチャターではなくスピナーベイトを選択する人が多いのです。
ですがチャターベイトの早巻きが得意という特性は時にスピナーベイトを遥かに凌駕することがあります!特に秋!!だから秋はチャターをおすすめしたいんです!
スピナベの特性はスローな展開とボトム狙い、障害物がある時に有効であらゆるシチュエーションで力を発揮してくれます。しかしスロー展開とちどりアクションがないと釣果が一気に落ちます。スピナベも充分に早いサーチベイトなんですがチャターと比べてしまうと遅いという評価になります。
ではチャターはどうかという根掛かりの不安と使い勝手がスピナーベイトよりも劣る点でどうしても出しどころが減ります。これはスピナーベイトと同じような使い方で考えてしまっているからなのではと私は思うのです。
チャターの早巻きではボトムを知識した巻き方はしません。ボトムやストラクチャーへの接触時に根掛かることが多いので早巻き時にボトムで根掛かることは無いと言っても過言では無いくらいです。どうしてもある程度ストラクチャーには寄せないとバイトが減ってしまうのでストラクチャーでの根掛かりは多少あります。これはどのルアーでも言えることなのでデメリットというわけではないですが。
前置きが長くなりましたがスピナーベイトとの使い分けですがストラクチャーの有無と巻きスピードで決めます!
ストラクチャーが複雑に入り乱れるようなエリアはスピナーベイト。
枯れアシとかパラアシとかならチャターのほうがアシを切ってこれるので使いやすいです!霞ヶ浦水系より印旛沼水系の方に多いシチュエーションですね!
巻きスピードでの使い分けですがスロー展開やボトム狙い方ならスピナーベイト。表層に波紋を出しながら巻くのもスピナーベイトの方がいいです!ガーグリングとかバジングってやつですね!
スピナーベイトによるガーグリングやバジングについてはそのうち記事にしたいですね!似てるけどまったく違うテクニックです!
サブサーフェースから中層の早巻きはチャター!ここがチャターが最も効果を発揮してくれるところです!!
といった具合に使い分けてます。
チャターの使い方については使い分けでだいぶ説明してしまっていますがボトムをとらない早巻きです!
どれくらい早巻きかというとハイギアリールで少し早いかなってくらいの巻き方です。10gのチャターで水面直下を早巻きしてこれるくらいですね!レンジコントールを△にしてあるように浮き上がりやすくレンジコントールは得意ではありません。
では中層までどうレンジコントールするかというとウェイトを変えます。巻きスピードを遅くして浮き上がりを抑えてレンジを変えることもできますが最大のメリットである早巻きではなくなるので巻きスピードでレンジコントールはしません。

フラチャットでウェイトの説明します。フラチャットには7g、10g、14g、18gとウェイトがあります。先ほどの説明で10gで水面直下を早巻きできるスピードと書いたように10gで水面直下を攻めれます。7gで水面直下を狙うと早巻きにはならないので私は7gは使いません。
そこからウェイトを14g、18gと重くして浮き上がらないギリギリの早巻きで安定するレンジを巻きます。
狙うポイントは護岸や杭です。広くサーチするのが得策のルアーなのでピンポイントで攻めるのには向いていません。護岸際を流したり杭の横を流すときが1番あたりが多いです。具体的なポイント名を上げるなら与田浦の千本杭なんかがいいですね!
あたりはスピナーベイトと同じような感じででます。グンッと重くなったり、逆にフワッと軽くなったり、ラインが走り出したりって感じですね!フッキングもスピナーベイト同様にしっかりと入れてください!大きいシングルフックをしっかりと貫通させるのにフッキングは大切です。
使い方としてはこんな感じです!
・フラチャットおすすめカラー
どれもいいカラーなんですが私がおすすめできるフラチャットのカラーを紹介したいと思います!
クリスタルホワイト

フラチャットに限らずチャターの定番そカラーですね!表層付近で使うとナチュラルカラーになります。基本的にベイトを意識して使うチャターには欠かせないカラーです。ワームも白で非常にナチュラルです。
ホワイトチャートクリスタル

最も実績のあるカラーです。その日に何を使うか迷ったらとりあえずコレを選択しておけば間違いないです。特に霞ヶ浦水系のマッディーウォーターとの相性がいいと私は思っています。ワームは白にして使うことが多いです。
グラスシャッド

ナチュラルカラーですね。晴天時の中層を攻める時によく使います。ワームも同じようなカラーのシュリンプというカラーが同封されています。ワームまで含めてナチュラルなものなのでベイト意識が高い時はコレで決まりです!
ブライドチャート

チャート系の派手なヤツ!!濁りがキツいかなって時はこのカラーを使います。ワームもチャートリュースが同封されています。ワームまで目立つ物にして使いたいカラーです!
以上!私のおすすめカラーでした!
ダーク系のカラーを選んでませんが私がほとんど使ったことがないので選びませんでした。私の使い方だとボトムを狙わないのでダーク系をあまり必要としないのとダーク系カラーをボトム付近で使うならラバージグの方がボトムバンプなんかも混ぜて使えるのでいいかなってことで使っていません。
もちろんダーク系もいいカラーであることは間違いないので用途によって購入してください!
まとめ
チャターとスピナーベイトの使い分けと、使い方。おすすめチャターのフラチャットについて記事にしてみました。
これからの季節は特にチャターの早巻きが効く季節になるのでスピナーベイトばかりでなくチャターも使ってみてください!
スピナーベイトではバイトをもらえないような時でも案外活躍しますよ!早巻きで使うのをお忘れなく!!ゆっくり巻くとあまり釣れないイメージです!
では最後までお付き合いいただきありがとうございました!
類いまれな障害物回避能力を持つチャター系ベイトが「フラチャット」。スイミングジグと同等のレンジコントロール性能や対カバー性能などはもちろん、ソフトベイトへ強制的に波動を与え、バスに気付かせやすくするクラッカーサウンドを発生させる極薄ハイピッチブレードとステンレス製ブレイドヒッターにより、巻きモノとしてのハイアピール性能をも獲得しています。クランクベイトのリップ形状のようなヘッドバランスはルアーを浮き上がらせることなく、理想とする水平スイミング姿勢をキープ。オリジナルカットのスカートボリュームとハイピッチブレードによって、思い通りのリトリーブスピードを作り出せるのも「フラチャット」ならではのコンセプト。中層からボトムギリギリでのリトリーブ、さらにはロッドワークによるリフト&フォール、ボトムタッチ&カーブフォールに至るまで、自由自在のパフォーマンスはチャター系ベイトとしての潜在能力を革命的なまでに引き出しています。