今回はオキナワシリケンイモリのイモリウムについてです。
いままでは100均のケースを使用したイモリウムだったのですが繁殖可能な大きさになり、求愛行動をしていたので100均ケースでは狭いなということでハムスターの飼育ケースであるグラスハーモニー450でイモリウムを作成することにしました!
その後、無事に卵を産んでくれたので繁殖可能なイモリウム制作を説明したいと思います!
・用意するもの
- グラスハーモニー(飼育数によってサイズはお好みで。)今回は5匹なので450です。
- コーキング剤
- コーキングガン
- タッパ
- 石と砂利
- スタイロフォーム
- 植物(苔を含む)
- 軽石、赤玉土、ソイル
- 造形土
・制作開始
ではさっそく制作を始めましょう!
水場作り
まずはタッパの水場を作ります!
タッパをそのまま置いておいてもいいんですが足場がなくて陸に上がれないと困るんで石を貼り付けます。
先にスタイロフォームを貼り付けてハンダでスタイロフォームを溶かして岩場っぽくして小石を貼り付けています。小石はホームセンターのガーデニング用の石です。
小石を貼ったら砂利を貼り付けます。
完全したのが下のコーキングのところに貼ってある水場です。
水場部分のコーキング
ここからは土台部分です!レイアウトや植栽と違い地味な作業ですが1番大切なところです。生体の生死にも関わるところなのでしっかりと作ります!
今回はタッパで水場を作るのでタッパを置くスペースを作ります。ここをコーキングしておかないとタッパの下にも水が溜まってしまって清掃が大変になるのでコーキングしてます!
スタイロフォームをカットしてタッパの外寸にあわせて貼り付けてコーキングしています。
さらにスタイロフォームに鉢底ネットを貼り付け赤玉土やソイルの侵入を防ぎます。
タッパをはめ込むとこんな感じです。
・床下と排水システム制作
まだまだ地味な作業が続きます!
次は床下の制作です!
最下層に軽石を入れます。今回は鉢底ネットに入れてみました。
黒い鉢底ネットを丸く加工して排水口を作ります。
これがのちのち非常に役に立つので少し面倒ですが必ず作ってください。
この丸く加工した鉢底ネットを軽石の上に起きます。
鉢底ネットの上に赤玉土を撒きます。
赤玉土の上に浄化用フィルタをおきます。ちなみに水槽用の濾過ウールです。100均に売ってます。造形土で排水口周辺を囲みます。排水口周辺がソイルだと排水口内にソイルが落下してきて清掃が大変になるので造形土で固めてしまいます。
あとは濾過ウールの上にソイルを撒きます。
あの丸く加工した鉢底ネットが底まで貫通しているのがよくわかりますね!飼育が始まったらここからスポイトで床下に溜まった水を排水できます。生死に関わると言ったのはここです!!排水システムを作らないと水が溜まったままになります。水が腐ったりよくない菌が増えるとイモリが皮膚病になりすぐに死にます。よって必ずしもこのやり方である必要はないですが床下に溜まった水を排水できるシステムは必ず用意してください。
床下に使用している材料の意味合いも説明しておきましょう!
最下層の軽石はバクテリアの住処と浄水のため。中層の赤玉土は保水力を高めるため。上層のソイルは保水と植物への栄養補給のためです。
今回は実施しませんでしたがここから造形土で起伏をつけても構いません。
・レイアウト&植栽
地味な作業が終わり、メインイベントのはじまりです!
レイアウトを考え植栽していくのが1番楽しい時間ですね!
今回は造形土で起伏は作らず上に伸びる流木をメインに組み立てて行きます。ちなみに排水口はこの流木の下に隠してあります。
大まかな配置がきまったらあーでもないこーでもないといじくりまわして植栽したら完成です!
背景はヤシのシートを貼ってます。
こんな感じに仕上がってます!ヤシシートを貼ったのは1ヶ月後だったので植物が少し成長してますね!
しっかりとコーキングしているので水場タッパを外すと綺麗なままです!
・まとめ
今回はイモリウムについて記事にしてみました!
『100均 イモリウム』と検索していただけるとトップ記事に私が作ったイモリウムが出るんですがそのイモリウムでは繁殖が難しく、また狭くなってしまったのでお引越ししてもらいました!費用的には100均イモリウムよりも高くはなってしまいますがケースを含めた全ての材料費で8000円くらいです。
それで60匹くらい新たな命が誕生したので安いもんです!もう少し大きくなったらオキナワシリケンベイビーをお譲りするので少々お待ちください。
ブラインシュリンプで成長中です!
我が家のオキナワシリケンベイビーたちが新しい飼い主様のもとで元気に成長することを期待しております!
コメントを残す