今回はランクル250釣り仕様企画です!
ロッドホルダーも装着してロッドの収納は確保しましたがプラドやサーフ、ミニバンなどは背の高い荷室の上側の空間が無駄になっていることが多いのでイレクターパイプで棚を作って収納箇所を2段にして収納力をあげたいと思います!
・トランクルーム採寸
ここからの2行程で全てが決まる。そう言っても過言ではないくらい大切な工程です。
採寸を適当にやると完成品が小さすぎるはまだ許せても大きすぎて入らないという取り返しのつかない事態になります。しっかりと採寸して大き過ぎず小さ過ぎないサイズで制作することが大切になります。
しっかりとメジャーで奥行き、幅、高さを測ってください!
・設計図作成
次の工程も非常に重要な工程です!
1番最初にハリアーで設計図無しで作った時はパイプの買い過ぎるは買うパイプの長さを間違える、ジョイントを間違える、補強パイプを入れ忘れる等、散々な結果になりプラド時は簡易な設計図を作ることで部品購入時も制作時も無駄、ミスがなくできたので本当に大切です!
ですが綺麗な設計図を書く必要はありません!簡易で大丈夫です!
私の設計図を公開しておきましょう!

子供の自由帳にサクッと3分くらいで書いた設計図です。網掛けの部分にはワイヤーネットをつけようと考えて設計しました!
こんな設計図ですがあるとないとでは大違い。色分けされた○はジョイントが違うから色分けされています。
この設計図をもとに部品を買いに行きます!





J-12Bは同じ形で中通しじゃないものがあるので注意してください!
・パイプ切断
設計図の通りにパイプを切断していきます!
450㎜、600㎜はそのまま売ってます!
700、400㎜を切り出します!
切断方法はパイプカッターですね!イレクターパイプでなにか作るなら必ず必要な工具なので持っていなければこの機会に買ってしまいましょう!

・仮組と仮設置
採寸、設計図作成に次いで大切な作業です。接着する前に一度組み上げます。

この写真のものを車両に仮設置したら予想よりも大きくてリサイズが必要になりました!公開している設計図はリサイズ後の寸法なので安心してください。
最初に採寸していてもこのようなことが起こるのはよくあることです。だから接着する前に仮組と仮設置が大切なのです。仮の段階ならまだ戻れるからです。
イレクターパイプで何かを制作する場合の注意点としてパイプの長さ=寸法とはならないことをここで説明したいと思います。
というのもイレクターパイプで何か制作する場合は必ずといっていいほどパイプの両端にジョイントをつけると思います。そのジョイントにも当然ですが長さがあるわけです。両端にジョイントを装着すると約6センチ長くなります。
ジョイント込みで100センチの寸法にしたいと思ったらパイプの長さは約94センチでカットしないといけないということです!これを頭に入れておかないでパイプの長さだけを考慮してギリギリの寸法で制作すると車両に入らないということになるわけです!
今回はもちろんその分を考慮して余裕のある寸法にしていたのですが予想よりもバックドアガラス近辺が傾斜していて棚の上部がバックドアに干渉するということになりリサイズが必要になりました!
仮設置でリサイズが必要ななったのでパイプを切断してまた仮組して仮設置を行い車両に設置できることを確認できたので次の工程に移りたいと思います!
・接着
仮組してジョイントの通し忘れやガタつきがないことを確認して接着していきます!
イレクターパイプの接着は専用溶液を使った溶着です。専用溶液を購入する必要があることと一度溶着したら容易には取れないということを注意して行ってください。
溶着する箇所を下にしないと溶液が垂れてきてしまうのでクルクルと向きを変えながら溶着することが必要です。

たくさん溶液を入れる必要はなくイメージ的には2.3滴たらしたら十分です。完全硬化は24時間くらいかかるので私は15分くらい待ったら向きを変えて液が垂れてこないのを確認して全ての箇所に溶液を垂らしてその後24時間以上放置しました。
マスキングテープが見えると思いますがクルクルといろいろな方向にしていくのでどこを溶着させたかわからなくなるので溶液を垂らしたところにマスキングテープでマーキングして溶着忘れをないようにしています。
溶着終了!

天板を設置するところにフェルトを貼ってます!
・天板設置
ここまできてやっと天板を設置できます!プラドの時の天板はマリンカーペットを貼ってましたが今回はそこまでこだわることはせず、アカシア集成材をカットして設置することにしました!
天板は最初に用意せずにここまで完成してから購入することをおすすめします。理由としてはパイプカット時や接着時のズレにより予定寸法よりも小さくなっていたり大きくなっていることが多々あるのでしっかりと溶着まで終えた段階で天板設置箇所の寸法を測り天板を用意した方が確実だからです。
では天板を設置します!

マリンカーペットを貼らなくてもなかなかいいのではないでしょうか!?
もちろんマリンカーペットを貼るのもありです!
小学生が2人乗っても大丈夫!椅子がわりにもなります。

・車両設置
ほぼ完成したので車両に設置します。設置と言っても固定するわけではなくただ『置く』だけですけど。
車両設置

バックドアの窓だけ開けた時はこんな感じです

なかなかいい感じです!
今更ですがなぜこの寸法かというと子供3人の5人家族なんでサードシートを片側だけは使用したいってことでこの寸法になったわけなんです。
サードシートを使わない方は横幅を倍にしてもいいですね!荷室をフルに使った場合の参考にプラドを釣り仕様にしていた時の画像を貼っておきます。


・ルアーラック取り付け

ワイヤーネットを取り付けて一時的にルアーを引っ掛けておけるようにしています。こうすることで乾かしておくことができるし、その日に出番の多いルアーを引っ掛けておくことでルアーチェンジの時間短縮になります!
・まとめ
今回はランクル250釣り仕様計画でした!
ロッドホルダーをつけてイレクターパイプで棚を作り収納を増やしました!
さらにワイヤーネットで簡易ルアーラックを制作するとこで効率化も図ってみました!
私はやりませんでしたがランディングネットの収納スペースを作ったりしている方も多いですよね!想像力と企画力でいろいろなものが作れます!
完全に自己満足の世界ですがイレクターパイプの棚はいいですよ!自分の車に自分だけが使いやすい棚を作ってみてください!
では最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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