船舶免許取得までの流れ。スクール選びも大切です!11万円くらいで取得できます!

 

突然ですが私は船舶免許を持ってます。

 

なんてことはない普通の小型船舶2級ですが。

 

別にバスボートも持ってないしレンタルボードで釣りをするわけでもないので必要ないのですが中古で安めのバスボートを買おうかなと本気で考えていた時期があったので免許を取得しました!

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しかしその後に子供が生まれたりで釣りに行く回数が極端に減ったのでバスボートの購入をやめたためただの身分証明書になってしまっています。

 

知人のバスボートを運転させてもらったりレンタルボートで何回か使った事はありますがほとんど使っていないですね!

 

まぁいつかバスボートを買える日が来るかもしれなないので免許更新してます!

 

ここ1ヶ月でなぜか立て続けに知人3人から船舶免許の取得の流れを聞かれたので冬になりバス釣りが厳しくなっているので、その間に船舶免許を取りたいと思っている方も多いのかなと思い船舶免許取得までの流れを記事にしてみようかなと思いました!

 

実際に私も2月に免許を取ったのでバス釣りアングラーの船舶免許取得タイミングはまさに今ですね!

 

 

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船舶免許

 

船舶免許は基本的には小型船舶の操縦免許のことを言います!

総トン数が20トン未満の船舶を操縦する免許のことですね!

 

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出典 トヨタ自動車

ちなみにこれくらいが20トンクラスです。

 

小型免許があるなら大型免許もあるのかと勘違いされている方もいますが総トン数20トン以上の船を操縦するための免許はありません

ないと言うと語弊がありますが総トン数20トン以上の船の操縦に従事するには海技士という国家資格が必要なのです!

海技士資格保持者が複数人で操縦するのが大型船舶なんですね!

 

でも海技士の資格を持っていても小型船舶を操縦してはいけないのです!

小型船舶を操縦するには海技士資格保持者も小型船舶操縦免許を取得しないといけないのです!

ややこしいです!

 

超豪華客船の船長でも小型船舶免許を持ってなければ免許が必要なレンタルボートすら乗れないわけですね!

まぁどうでもいい話です。

 

海技士について詳しいわけではないので大型船舶の話はこの辺でやめます!

 

話を戻します!

 

小型船舶免許の種類

 

小型船舶の免許には種類があります。

 

特殊小型船舶操縦士

 

水上オートバイ(ジェットスキー)を操縦するために必要な免許です。

海岸から2海里までの水域を水上オートバイでのみ操縦できます。

 

2級小型船舶操縦士(湖川小出力限定)

 

湖や川だけで操縦する船舶でかつ総トン数5トン未満、エンジン出力15キロワット未満の船舶を操縦できます。

レンタルボートでのバス釣りならこの免許でも大丈夫ですね。

 

2級小型船舶操縦士

 

総トン数20トン未満の小型船舶を海岸から5海里までの海域を操縦できます。

ただし18歳未満は船舶の大きさが5トン未満に限定されます。

 

1級小型船舶操縦士

 

2級小型船舶操縦士の5海里制限がなくなり航行範囲が無制限になります。

操縦できる船舶の大きさの限度は2級と変わらないのです。

 

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出典 国土交通省

このように種類があります。

自分が必要な資格を選び取得すればいいですね!

 

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スクール選び

 

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船舶免許を取ろうと思ってもいきなり試験を受けに行って受かるもんではありません!

スクールにいって学んでから試験を受ける必要があります。

 

そこで重要になってくるのがスクール選びだと思います。

 

スクールには大きく分けて2種類あります!

一つ目はスクールで学科と実技を学んだあとに別の試験会場にいき試験を受けるタイプのスクールです。

 

二つ目はスクールで学科と実技を学んだあとそのままそのスクールで試験を受けられるタイプの国家試験免除スクールです。

 

メリット、デメリットは試験を別会場で受けるタイプは試験場が違う場所になるのと試験がスクールで学んだあと別日になります。

 

学科は別日でも別会場でも特に問題ないですが問題は実技になると思います。

1日だけ実技講習を受けた後に別日に別会場の別のコースになりそれだけでも緊張するのに講習とは違う船舶を使用して試験を受けるわけです。

基本的にほとんど船舶を運転したことがない人が1日だけで練習しただけで試験を受けるわけだからこの違いはかなりのデメリットになると思います。

 

メリットとしては値段が安いことですね

相場では8万円くらいで入学できるところが多いです!

試験まで行ってくれるスクールよりも3万から4万円近く安いところもあるので値段で考えたらこちらを選ぶのがですね!

 

スクールだけで全てが終了する国家試験免除タイプは講習と同日試験、同会場なので短い期間で取得でき別会場になることによる船舶の違いやコースの違いがないことが最大のメリットです。

しかし値段が高いのがデメリットです!

相場では11から13万円くらいで入学できるところが多いです!

別会場試験のスクールと比べ数回釣りに行けるくらいの額の差がありますね!

 

ハードルアーなら15〜20個くらい買える金額差です!笑

 

スクール選びはこんな感じですね!

大きく分けて2種類といったのは別会場試験のスクールでも本会場と同じ場所、同じ船舶を使用するスクールもあったり、講習後のその日に本試験を受けれ違うのは教官だけみたいな種類などもあるので大きい区分で分けました。

 

まったく緊張しない人、本番はかなり緊張する人や友人の船舶を乗らせてもらっていてロープワークとかの知識があるなど各々のレベルや性格があると思うのでその辺を考慮してスクールを選んでみてください!

 

ちなみに私はまったく船舶に関する知識がない状態で船舶免許を取得するということで不安もあったので全てスクールで完結するタイプを選びました!

 

船舶免許取得までの流れ

 

では本題の取得までの流れです!

 

上記の通り私はスクール完結タイプを選んでいるのでそのタイプのスクールでの話しになります。

 

申し込み

 

最近はスクールまで出向いて申し込みをするところはほぼないですね!

スクールのサイトにアクセスし必要事項を記入して申し込みをすると後日、書簡やテキスト、ロープが届き受講料の支払いと講習日を決めて申し込みは終わりです。

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身体検査

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基本は学科が先で実技が後の流れなので実技講習までに身体検査を受けた診断書が必要になります。

身体検査を行なってくれる病院を見つけて早めに受けてください。

最初の講習日に診断書を持っていけるのがベストですね!

 

余談ですが身体検査を実施してくれる病院探しに私は1番苦戦しました!

なんとか見つけた病院で身体検査を実施したら6000円もかかった挙句に書類不備で書き直しになってもう一度書いてもらうために病院に再度行き書き直してもらい、その2枚目までお金を取ろうとしたからそちらの不備ですよと揉めてなんとか2枚目は無料でやってもらったという経緯があります。

スクールのそばの提携している病院なら3000円で行ってくれて書類も慣れているのでミスなく済んだようです。

 

最初から教えてよと思いました。

話を戻します。

 

事前学習

 

実技試験までの期間を短めで予定した場合は事前にロープワークを練習しておくと良いです。

学科講習翌日に実技という予定にしていると学科が終わったその日の夜しかロープワークを練習する時間がありません。

だいたい事前配布書類にロープワークの資料があります。YouTubeでもたくさん動画があります!

 

ロープワークは苦手な人はなかなか苦戦しますよ!

 

講習開始

 

初日

この日に初めてスクールを訪れることになると思います。スクールの場所などを間違えて遅刻しないようにしましょう!

初日は学科講習です。

朝から夕方まで座学で船舶知識を学んでいきます。

教官にもよりますが重要なところを大きい声で読んでくれるとか「ここ重要です。」「ここマークです。」なんて言ってくれたりします。

過去問を見るとそういうふうに言ってくれたところがだいたい試験に出ています。

 

2日目

2日目も学科講習です。

この日の最後に学科試験を行います。

 

2日目の内容は初日よりも難しかったです!

初日が終わった後に過去問を数回実施するなり教本を読むなりしておくと2日目の学科の内容がスムーズに頭に入ってきます。

 

2日目の学科終了後にそのまま学科試験を行います。

まぁ同じ教室でやるので緊張はしないですね!

 

2日間しっかりと座学を受けていれば問題なく受かるレベルです!

 

1日目と2日目の間が長いスケジュールを組んだ場合は1日目の内容を忘れないようにしてください。

 

3日目

3日目は実技講習と実技試験になります。

講習で安全確認行動と操作を教えてもらい運転をします。

 

試験項目が数個ありその項目に沿った講習を行う感じですね!

講習時間が短いので試験対策的な講習になります

 

実技講習は講習という名ですが単純に楽しいです。

船を運転する機会は免許を取得する前はそうそうあることではないので講習とはいえ船を運転できるわけですから楽しいに決まってますよね!

 

ちなみに試験内容は

・運行前点検と消防設備、備品確認それに絡めたトラブルシューティング

・方位測定

・ロープワーク

・基本操作

  発進、直進、停止

  変針、旋回、連続旋回

・応用操作

  人命救助

  避行操船

  離岸、着岸

 

こんな感じになります!

こう読むだけだと難しく思いますが実際には難しくありません!

楽しく講習を受けて休憩時間にトラブルシュートの勉強やロープワークを練習しておけば大丈夫です!

 

操作の方は講習をしてれば理解できます!

普通に車が運転できる方なら問題なしです!

 

後日

全工程で合格していれば後日、免許証が交付されます

免許証は郵便で送れないためもう一度スクールに出向き免許証を受け取ったら終わりです。

 

2級の場合は3日、1級の場合は4日で取得できます。

ほぼ全てのスクールで連続して講習を受ける必要はないようにしてくれているので日程は自分で組むことができます。

私の場合は学科2日間は連続で受けてその5日後に実技を受けるという1週間で取得する日程を組みました!

毎週土曜日に講習を受けて3週間で取得などいろいろな日程で組むことができます 

 

仕事の休みなどを考慮して日程を組んでください!

 

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まとめ

 

ざっと船舶免許についてまとめてみたした!

事前にに調べているとけっこうな割合で不合格になっている人もいるし意外と難しいのではと思いますが実際に受けてみればぜんぜん難しくありません!

 

ただし完全に講習頼みで講習さえ受けてれば受かるというものではないので多少の予習、復習は必要です。

学科で落ちている人は予習、復習を疎かにしていたために落ちている方がほとんどです。

 

私と同時に学科試験を受けた方も20数名いて2人落ちてました。

 

この記事を検索から見つけて読んでくださっている方は事前に調べている方が大半だと思います。その段階だと実技試験が難関だとお思いかもしれせんが実技試験はむしろ簡単です!

 

試験官と試験後にいろいろお話をしましたが落ちる人はほぼ安全確認動作を忘れた人だけと言っていました。

これから免許を取得しようとする人間が操作でミスをすることや試験項目での失敗はむしろ当たり前くらいに教官たちは考えていて操作ミス、失敗での減点数は少なくなっています。

免許を取得して安全に運行するために安全動作を正しく行えているのかを試験では見ているようです。

安全確認動作に大きな点数をつけているので安全確認動作がすごく大切になります。

 

人命救助と着岸での失敗で不合格になったと書いているブログなどが多いですが両方とも2回チャンスがありどちらも2回とも失敗していたら不合格になるかもしれませんがどちらかひとつだけの失敗なら不合格にはならないギリギリラインらしいです。

しかし不合格になる人は失敗した焦りから必ずといっていいほど失敗直後の立て直しの操縦で安全確認を忘れるそうです。

 

「やべ!失敗したもう一度チャンスがあるからやり直しだ」と思いながら旋回して旋回方向の指差し確認を忘れたり、後退操作をしているのに後方確認を忘れたりして失敗プラス安全確認動作忘れで1発アウトパターンが大半らしいです!

 

まぁわからなくは無いですよね!失敗したら焦ります!

 

とにかく安全確認をこれでもかってくらいの勢いでやっておけば落ちません!

右よし、左よし、前方よし、後方よしそれ以外にもなにか動作する前には指差し確認!

全ての動作前にこの指差し確認を入れていくくらいの気持ちでいれば大丈夫です!

 

この記事を読んでからスクールに通う方はこんなところを意識してみてください!

 

まぁぜんぜん難しくないので船舶免許が欲しいなと思ったら躊躇わず、すぐに行動してみてください!

 

冬の実技講習は寒いので防寒対策を忘れずに!!!

では頑張ってください!

 

以上!船舶免許のまとめでした〜!

 

最後までお付き合いいただきありがとうございます!

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