霞ヶ浦水系でチューニングしたサイレントキラーが流行っているので旧サイレントキラーやスライドスイマーをいろいろ改造してきた私が人気のチューニング方法をお教えします!!
いま人気で手に入りづらいデプスのニューサイレントキラー145のチューニング方法を書きます。
ひと昔前はジョイクロ178を霞ヶ浦水系で投げていると「もう試合終了か!?」なんて友人に言われてましたが、今は多くの人がビックベイトを霞ヶ浦でも投げてますね!
どんなものが流行るのかは本当にわかりません!
・ニューサイレントキラー
簡単に『デプス』ニューサイレントキラー145について説明しておきます。
- 長さ 145㎜
- ウェイト 1.6oz(約46g)
- フローティングモデル
- 潜行レンジ 1.2m
こんな感じのスペックですねビックベイトの分類にはなりますがそこまで大きなものではありません!
弱波動、ソフトサウンド、ソフトシェルをコンセプトにしたビックベイトです。
独自のサウンドとソフトシェルによる弱波動と質感でブラックバスにアピールするビックベイト。
S字系のアクションよりもハイピッチウォブリングアクションを得意としているルアーです。しかしながら霞ヶ浦水系で使う場合はただ巻きではなくロッドワークでアクションさせたほうが釣れます!
旧モデルのサイレントキラーと同様にニューサイレントキラーもソフトシェルを脱がせばウェイトチューンが可能です。ここがサイレントキラーやスライドスイマーが人気の理由ですよね!自分でいじったルアーで釣るのは楽しいです!
まあルアー紹介はこんなところで十分ですかね?目新しいルアーではないのでそこまでしっかり説明する必要はないと思います。
・ニューサイレントキラー145 SFチューン
SFチューンなんてかっこよく書きましたが、要はスローフローティング化させるだけです。
霞ヶ浦水系で流行っているチューニングもだいたいはこのチューニングだと思います。間違っていたらごめんなさい!!
もともとサイレントキラーはスローフローティングといわれていますが実際はかなりの速さで浮いてきます。この状態だと高活性かつ低プレッシャーの条件でないと釣れないという考えからさらにスローフローティング化させてステイ時の動きをゆっくりにして食わせ力をあげましょうというチューニングです。
私のチューニングはスローフローティング化だけではないのでそれも一緒にお教えします。
・チューニング方法
本題のチューニングについて説明します!
まずはソフトシェルを脱がしていきます。と言いたいところですがサイレントキラーのソフトシェル脱着は大変なんです。リップを外してからでないと脱がせないのでルアーを破損させる可能性もあります。
ズボラな私はそんなことはしません!!偉そうに言うことではないですが。
じゃあどうするのかって話ですが、貼り付けられる板ウェイトをお腹に貼るだけです。
お腹にニューサイレントキラー145と印字されているのでそれを隠すように貼ってください。ただこれだけです。これでSFチューンの完成です!
ちなみにウェイトの重さは約3.5gです。これでゆーーーーっくり浮いてきます。水温によってはサスペンドすることもありますが気にしなくて大丈夫です!
あえてサスペンドさせるSPチューンもおすすめです!
ここまでが人気のSFチューンの方法でした!
ここからは私のチューニングを書きます!私のというほど革新的なチューニングではないですが…。
まずは頭の部分にマーカーをつけていきます。こうすることでナチュラルカラーモデルの視認性を向上させます。基本的にはビックベイト系のルアーは下から食いあげてくることが多いので上側のマーカーで食いが落ちることはありません。
当たり前のチューンですね!
マーカーシールを貼るのが一般的ですが、私は車のタッチペンを使います。タッチペンは水にも強いしたくさんのルアーに塗ってもあまり減らないのでおすすめです。
塗るときは大胆にいっちゃってください!小さく塗ると見えません。根がかり回避のためにもここは大胆になるのが重要です!
ちなみにおすすめのタッチペンカラーはトヨタの『サーモテクトライムグリーン』です。
出典 トヨタ自動車HP
プリウスなどに設定されているカラーですね。これが見やすいんですわ!
次はSFチューンで貼った貼り付けウェイトにホログラムシールを貼ります。こうすることでたまにキラッキラッってなるからいいかなって思って貼ってます。自己満足です。
両サイドにでっかく貼るのもいいと思います!
最後にリアフックをフェザーフックにします。これは好みの問題ですがニューサイレントキラー145はテール側の動きが大きく暴れているようであまり好きではないので少し動きを抑えるためにフェザーフックに交換しています。
オリジナルの動きで問題ないよって方はアクションが変わってしますので交換しないでください。
ダッジについているマラブーフックに変えてアピール力をアップさせるのもおすすめです!
これが私のニューサイレントキラー145『SFチューン』です。
本来はソフトシェルを脱がして、しっかりとウェイトチューンしたほうが見た目にもいいので時間を掛けてしっかりチューニングしたい方はそちらの方法がベストです。
リップの外し方はカッターの刃をリップの隙間に入れて接着剤を剝がし、プライヤーやペンチで引き抜くことで外せます。
そしてソフトシェルの中に軽く556スプレーをシュッとしてやれば頭からシュルをツルっと脱がせることができます。当然ですがフックは外してください。安全のためリアフックも外すことをおすすめします!
私は旧サイレントキラーの改造時にリップを破損させてしまいスライドスイマー化させたことがあるので注意してください。サイレントキラーのスライドスイマー化も弱めのS字系になっていい感じになるのであえてそうする改造をする方も多いのでそれはそれでいいんですけどね!
でもサイレントキラーとして購入しているからなんかもったいない気がするし破損はイヤです。笑
・SFチューン改め抱卵チューン
上記の通りいままで私は貼り付けウェイトをボデーに貼っていたのですが、この記事を書くためにもう一つオリジナルで使用していたサイレントキラー145をチューニングしました。
そんなとき
ふとそんなことを思い強引に脱がせたところ少しですがソフトシェルを脱がすことに成功しました!
その隙間に板ウエイトを丸めて収納することでSFチューンができたので見た目的にもこちらのほうがいいのでこっちのチューニングをおすすめしたいです。
私的には驚きの発見だったのですが知っている人には当たり前なんですかね!?
いままでリップを壊すリスクを背負って脱がしていた努力は無駄だったのか。
でもきれいにソフトシェルを脱がして板ウェイトを丸めずに頭から貼るほうが姿勢はオリジナルのままでSFチューンできるのでアクションに変化はすくないです!しっかりチューニングするなら完全に脱がしたほうがいいです!こうして今までの苦労を無駄にさせないために自己暗示をかけています。
丸めたウェイトを入れたらお腹がポッコリしたのでSFチューン改め抱卵チューンと命名させていただきました!
多分、このネーミングは私が元祖だと思いますがすでにそのネーミングを使用している方がいたらごめんなさい!
こんなチューニング方法はすでに当たり前なのかもしれませんが誰がなんと言おうとネーミングは抱卵チューンです。よろしくお願いします。笑
さらにS字系サイレントキラーにしたい場合はS字チューンを施します!
S字チューンはこちらからどうぞ
まとめ
今回はニューサイレントキラー145のチューニングについて記事にしました。
こういった流行系のチューニングを紹介すると秘密のチューンをバラすなとかいろいろな考え方もあると思うのですが、SFチューンに関しては旧サイレントキラーの時からあるチューニングなので別に目新しくもないですし、デプスの公式でもシェルを脱がしてスローフローティング化する方法を紹介しているので問題ないと考え、またサイレントキラーやスライドスイマーはチューニングありきで使うルアーだと思っているので公開してみました。
不快に思われた方にはごめんなさい。
しかしながらチューニングしたルアーだから釣れるわけではないのでそこは注意が必要です!上でも書きましたがSFチューンは低活性時の食わせ力アップのチューンです。高活性時は逆にゆっくりと見せ過ぎて見切られることも多々あります。
アフター回復時期の初夏の梅雨後半なんかはSFチューンよりもオリジナルの浮力のほうが逃げている感じを演出できてよく釣れます!
人気のチューンがすべてではないのでその時の状況からしっかり判断して使用することをおすすめしたいです!
先日の釣りの時もサイレントキラー抱卵チューンではなくオリジナルのスライドスイマーで釣れました!
ちなみに私はスローシンキングのスライドスイマーをハイフロートチューンにして表層を超デットスローS字アクションさせてしっかりと引き波を立たせるのが好きです!
これをボートの脇とかに投げるのがたまらないんですわ!
最後はどうでもいい私の好きなチューニングを書いてみました。スルーで大丈夫です。
需要があればスライドスイマーのハイフロートチューンも記事にしたいと思います。記事にしてほしい場合はコメントください!そしたら頑張って記事にするかもしれません。
そんなわけでぜひサイレントキラーとスライドスイマーをチューニングして使用してみてください!
最後までお付き合いいただきありがとうございます!
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