今回はヒッチメンバー取り付けの電源、配線編です。
配線色もお教えするので参考にしてみてください!
・ヒッチメンバー取り付け配線&電源編
前回のヒッチメンバー本体取り付けの続きの記事です。今回は配線記事で本体取り付けに関してはこの記事内には記載しないので前回のヒッチメンバー本体取り付け編へどうぞ。
前回からすごく時間が立ってしまいました。追加記事をすっかり忘れてました。
ヒッチキャリアカーゴなどの灯火類が必要ないものを取り付ける方は電源を取る必要はありません。
ボートトレーラーやトレーラーハウスを引っ張る方は灯火類の電源確保が必ず必要になります。
ではさっそく本題に入りましょう!
・コネクタソケットの取り付け
結線作業
コネクタソケットの裏にワイヤーハーネスを取り付けます。結線作業です。でも取説があるのでソケットの結線は問題ありません!
ビニールテープで簡単に防水処理もしておきます。
車両が必要な作業ではないのでここまでは家で準備しておきましょう!
コネクタソケット取り付け
ヒッチメンバーにコネクタソケットを取り付けます。
付属のボルト、ナットを使ってまずは土台を取り付け。
土台を取り付けたら事前に用意しておいたソケットをボルトで取り付けます。
ここまではすごく簡単です!これで残すは配線の取り回しと結線のみ!
ここからはすこし専門的な知識が必要になりますね!
・車内に配線引き込み
いきなり難関。外にある配線を車内に引き込まないことには電源を取れないのでこの作業は必至です!
問題はどこから車内に入れるかってところですね!元エンジニアなんで私は問題ないですが車の知識がないと結構難しい問題ですよね!
でも安心してください!!意外かもしれませんが車内と車外が繋がるところなんてたくさんあるんですよ!
数えたことはないですがプラドのリア側なら8箇所くらいはあるんじゃないでしょうか。
しかしどこでもいいというわけではないので注意です。まぁどこでもいいんですけどあまりに低い箇所だとスロープ等ですこし車両を入水させなければならない時に車内に水が侵入する可能性がありますし強い雨などのときにタイヤで巻き込んだ水が侵入することもあります。
そもそもプラドの車内に水が入る可能性がある超絶スロープなら使わない方がいいですけどね。
話が逸れました。本題に戻しましょう!
低いところを除くとテールランプ裏かリアバンパーの裏あたりがいいと思います!テールランプ裏は引き込み箇所をしっかりと防水できないと雨漏れに直結しそうな感じの場所だったのでリアバンパー裏のフレームから通すことにしました!
画像だとわかりにくいですね。
車両を下から覗き込んでる感じです。二つ並んでいるメクラの左側から車内に引き込んでいます。
フレームと車内にメクラがついているので両方とも外します。そうすると車外と車内が繋がります。メクラを加工して配線を通します。
そうしたら配線を車内に引き込んでメクラを閉じれば車内への配線導入は終わりです。加工したメクラはコーキングで防水処理をしてもいいですね!
車内に配線を引き込んでこれました!ジャッキが収納されているトランクルーム左手のカバーを外してそこを撮った写真です。
・電源確保
またまた難しいところですね!
やることは簡単ですが配線色がわからないと電源が取れないので難易度は少し高いです!
ですが安心してください!必要な配線とその色をもちろんお教えします!
まず必要な電源はこちらです。
- ウィンカー右
- ウィンカー左
- ブレーキランプ
- テールランプ
- バックランプ
これらにプラスしてアースが必要ですね!
まず前提条件としてプラドにはトランクルーム左側にオプションコネクタがあります!ヒッチメンバーを取り付けることを想定されているんですね!非常にありがたい話です!
でどこにあるかっていうとトランクルームの左側のカバーを外すとあります!
さっきの写真ですがこのコネクタです!
拡大するとコレ!!
このオプションコネクタにはバックランプだけないので注意です!
で配線色はというと
ブレーキ→2番の青
ウィンカー左→1番の黄色
ウィンカー右→10番の細い緑
テールランプ→8番の細い灰色
アース→4番の白黒
このようになってます!
エレキタップで電源を取り出します!
こんな感じですね!
さぁ問題はバックランプ!ですがそれもすごく簡単なんです!
オプションコネクタのすぐ右側に通っている配線。実はこれ車両のテールランプに繋がっている配線なんです。この中にバックランプの電源もあるんですね!プラドは左側のカバー内で全て完結しちゃうんですよ!
黒いコルゲートチューブから配線を取り出します。その中の赤い配線。コレがバックランプです!エレキタップで電源を取り出しましょう!
コレで電源確保終了!!
ヒッチメンバーの電源コネクタで全ての電極で電圧点検してしっかりと電源が確保されているのを確認したら完璧です!
・まとめ
今回はプラドにヒッチメンバーを取り付ける記事でした。
ヒッチメンバー本体取り付けは苦戦することはありませんが配線加工はなかなかレベルの高い作業かもしれません。
ワイヤーハーネスを外から中に引き込むのは防水対策が行われている車両の防水レベルを下げる恐れがある作業です。
実際にドライブレコーダーのリヤカメラ配線やヒッチメンバーの配線の取り回し不良による雨漏れや水侵入はよく聞く話です。
ひとたび雨漏れを発生させてしまうと修理代が何十万というレベルに達することが多いです。
雨漏れはドライブレコーダーやヒッチメンバーの取り付け工賃の何倍もの費用が掛かる修理になります。自分で作業するのは完全な自己責任になるので最低限この記事を読んでいてなんとなく作業がイメージできるくらいのレベルは必至です!何言ってるか意味不明というレベルならショップやディーラーにお願いしましょう!!
では最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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